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知ってる?注射の痛みをやわらげる方法
お薬で痛みをやわらげる

お薬で痛みをやわらげる 痛みをやわらげる方法の一つに、外用局所麻酔薬を使う方法があります。外用局所麻酔薬は、注射やレーザー治療などの痛みを伴う医療行為に対し、痛みをやわらげる目的で開発されたお薬です。注射の場合、あらかじめ針をさす部位にお薬を浸透させておくことで、痛みをやわらげる効果が期待できます。
*外用(がいよう):皮膚の表面にもちいるという意味

お薬はどんなふうにきくの?

痛みを感じる痛みセンサー(自由神経終末)の多くは、皮膚の真皮に存在しています。皮膚表面に外用局所麻酔薬をもちいると、麻酔薬が真皮まで浸透し、痛み信号の発生や伝達を一時的にストップさせ痛みの信号が脳に伝わらなくします。痛みをやわらげる効果を発揮したあと、麻酔薬はしぜんとからだの外に排泄されていきます。

注射の前に麻酔薬をつける

注射の前に麻酔薬をつける

麻酔薬が効いたあとに注射

麻酔薬が効いたあとに注射

どんな種類があるの?

注射全般の痛みをやわらげる時に使用する外用局所麻酔薬には、皮膚にぬるタイプと貼るタイプがあります。

こどもに使用してもだいじょうぶ?

外用局所麻酔薬はこどもにおける安全性が確認されており、生まれてすぐの0(ゼロ)歳児から使用することが可能です。年齢やからだの大きさにあわせてぬる量や貼る枚数が決められています。