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痛みはガマンしなくちゃいけないの?
生まれてすぐのこどもも痛みを感じている

生まれてすぐのこどもも痛みを感じている ひと昔前の医療では、「こどもは神経などの機能が未発達なので、痛みを感じにくい」と考えられていました。しかし現在では、こどもは生まれた時点ですでに痛みを感じる機能をもっていることが知られています。つまり、大人にとって痛いことは、生まれてすぐの子どもにとっても痛いのです。そして痛みをともなう医療行為の際は、子どもの年齢に関係なく、しっかりと痛みをやわらげた方がよいこともわかってきました。

痛みを感じる機能はいつできる?

痛みを感じる神経や感覚の発達は、母親のおなかの中にいるときからはじまっています。実際、痛みの刺激を脳に伝える神経は妊娠20〜26週頃にはできており、その後もどんどん発達していきます。そして、生まれたときにはすでにこどもは痛みを感じるからだになっており、痛みを「嫌なもの」として受け止めていると考えられています。

生まれたばかりでも疼痛対策が必要

現在の医療現場では、生まれてすぐのこどもでも適切な疼痛対策をおこなうべきとされています。これは、未熟児を手術する際に適切な疼痛対策をおこなうと、こどものストレスホルモンが減り、術後のトラブルや死亡が減ったという海外の研究にもとづく考え方です。つまり、生まれたばかりのこどもへの疼痛対策は、単に「泣かないですむ」だけでなく、「ストレスから体を守る」上でとても重大な対策なのです。